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Happy-Go-Lucky Дневник

当ブログは2018年3月31日を以って完全終了(廃止)いたします!

2016年12月21日 新ブログ開設!


http://www.tamuratakuto.com/



ネット人格を高めていくことも大事ですよね〜

平成28年(2016年)1月10日(日)

 昨年末、札幌市の私立高校に通う女子生徒(17歳)が、侮辱罪で書類送検される、というニュースがありました。

 

 で、何をしたのかというと、昨年の8月に、電車の中で16歳の無職の少女の顔を無断でスマホで撮影し、「わらいとまんないしぬ」などの書き込みとともに、ツイッターにアップした、というのです。

 

 被害者の少女には、顔に障害があり、その少女の親族がツイッターに写真がアップされているのを見つけ、母親が警察に相談して事件が発覚したそうです。

 

 書類送検された女子高生は、「友達と笑いのネタにしようと思った。面白半分で載せてしまった」と話し、容疑を認めているとのこと(北海道新聞のウエブ記事より)。

 

 このニュースを受けて、ネット上では、侮辱罪という聞きなれない罪名の解説や、「またバカッター現る」「メディアリテラシー教育の欠如」、などの意見であふれてました。

 

 私はこのニュースを見て、メディアリテラシー云々というよりも、人の容姿について写真まで撮って、それを友達と共有して笑い合うなどという文化があるのか、と、ちょっとビックリしたんです。

 

 今回は、ツイッターにアップしたから世間に知られることになったけれど、メールやLINE、あるいは、学校などでスマホを見せ合ったりして、勝手に撮った他人の写真を見て笑い合うのって、もしかしたら多くの若者が日常的にやってることなのかもしれませんね〜。

 

 噂によれば、若い女性の間では、街で見かけた中年男性のおかしな仕草をスマホで撮って、友達と見せ合って笑い合う、などという文化もあるようです。数年前にベストセラーになった『おじさん図鑑』の延長、って感じなんでしょうね〜。

 

 でも、今回のニュースで引いてしまったのは、被害者が同年代の同性、という点。別に年齢差別、性別差別をするつもりはないんですが、若い女性がおじさんを揶揄するのは「しょうがないな〜」と微笑ましく思えることもあると思います。

 

 でも、10代の女性って、容姿に最も敏感な時期じゃないですか。だから、顔に障害がある同年代の女の子がどんな気持ちで日常生活を送ってるのか、ということも、よくわかると思うんです。それなのに、写真を撮ってツイッターに晒して友達と笑いのネタにしようと思ったなんて、呆れるのを通り越して、悪趣味すぎて怖くなってしまったんです。

 

 あと、メディアリテラシーという観点から言えば、被害者の少女の親族が見つけるまで、ツイッター仲間が諌めたり、注意したりする、ということがなかったのか、というのも気になります。

 

 実社会で言えば、常識外れのことをすれば、周囲の人が諌めたり、注意したりして、それで反省し、さらに人格を高めていく、ということが普通です。

 

 ネット上では、普段と違う人格で振舞っても全然OKだと思うのですが、だからと言って、傍若無人な無法者でもいい、ということにはならないでしょう。

 

 ネット上だけのつながりでも、お互い生身の人間なんだから、その中で諌めあったり、注意しあったりして、ネット人格も高めていくことが大切なんじゃないかと思うんです。

 

 いくら教育でメディアリテラシーを高めようとしても限界があります。やはり、実社会でのコミュニティーと同じように、ネット社会のコミュニティーでも、さまざまな人と触れ合って人間性を高めていくことが大事だと、このニュースを見て思いました。