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Happy-Go-Lucky Дневник

当ブログは2018年3月31日を以って完全終了(廃止)いたします!

2016年12月21日 新ブログ開設!


http://www.tamuratakuto.com/



東京都庭園美術館で「マスク展」を見てきました!

平成27年(2015年)6月27日(土)

 前々回のブログでも書いた通り、4月から6月にかけて見に行きたいと思っていた展覧会が3つあり、「鳥獣戯画展」は見逃してしまい、「大英博物館展」は前々回のブログで書きました。

 

 そして、3つ目の「マスク展」の会期が30日火曜日までと迫ってきましたので、昨日26日に行ってまいりました。

 

 この「マスク展」は、2006年にフランス・パリのセーヌ川河岸に新しくオープンした国立ケ・ブランリ美術館が所蔵する、アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカの各地域から集められたマスク(仮面)をテーマに開催されている展覧会で、日本国内における同美術館初の大規模な展覧会だそうです。

 

👇開催場所は、東京都庭園美術館です。JR山手線・目黒駅や地下鉄の白金台駅から歩いて6〜7分のところにあります。

目黒駅から美術館に向かう間の歩道に、マスク展の垂れ幕がかかっていました!

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👇こちらはパンフレット。

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👇庭園美術館の正門です。

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👇正門前には、マスク展のポスターが貼られた看板がありました!

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👇入場料は大人一人1200円、大学生は960円、中・高校生と65歳以上は600円でした。

開館時間は10:00-18:00(入場は17:30まで)です。

でも、なんと、ドレスコード割引なるものがあって、マスク(仮面)や、顔のモチーフや模様を身につけて来館すると、100円割引となるそうです^^;; 公式サイトには

「医療用のマスクは割引対象にはなりません。お客様と作品の安全確保のため、展示室内でのマスク(仮面)の着用はご遠慮ください。また、展示室以外でも警備上、マスク(仮面)を外していただくよう、お願いする場合がございます。」

との注意書きがあって、ちょっと笑ってしまいました^^ f:id:tamuraic:20150627173940j:plain

 

👇正門を入ると左手にチケット売り場があります。

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👇敷地内は緑に囲まれていて、都心とは思えない自然豊かな環境でした!

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👇正門から歩いて2〜3分で、東京都庭園美術館の建物に到着です。なかなか可愛らしい建物でしょ?

この建物はもともと、明治時代に創立された宮家の朝香宮(あさかのみや)家の邸宅だったのです。戦後は、吉田茂首相の公邸として使われたり、外国の国賓を迎える「白金迎賓館」として使われたりしていまいしたが、その後東京都が取得して、1983年(昭和58年)に東京都庭園美術館として一般公開されました。

「美術館」と言っても常設展示はなく、年数回開催される美術展と年1回開催される建物公開の時に一般公開されています。

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👇前々回のブログの東京都美術館に続いて、傘立てを撮りました^^ でも、東京都美術館よりはこじんまりしてました。

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👇建物に向かって左側には、庭園もあって、そちらも一般に公開されています。こちらも入場料が必要で大人一人100円ですが、美術展のチケットを持ってる人は、チケット代に含まれている、とのことでした。

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👇と言っても、現在は日本庭園など庭園内の大半が整備工事中で入れませんでした。

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👇お庭側から美術館をパチリ!こんなお家に住める身分になりたいですね〜。来世はお願いしますよ、神様〜^o^

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👇奥には、新しく建てられた新館もありました。ここで、美術展のオリジナルグッズが販売されていたり、マスク展に関する映像作品などが上映されていました。また、お庭を眺めながら食べられるステキなカフェもありました!

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 ちなみに、貧乏性&ホントに貧乏な私は、美術展や博物展に行くと、再入場は可能かどうかいつも気になっちゃうんです。

 

 それで、受付の方にお聞きしましたら、正門から敷地外に出てしまうと再入場は不可(再度チケット購入)だが、敷地内の庭園を見てから、再度美術館に戻って美術展を見るのはOK、とのことでした。

 

 その際は、受付で「再入場券」をもらいます(当日のみ有効、再発行不可)。

 

👇チケットと、再入場券です。チケットは半券をもぎるタイプではなく、QRコードで管理されていて、ちょっとハイテクでした^^

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 今回のブログは、情報部門と私の感想部門を分けてみました。ここからは、私の感想部門です^^

 

 各地で作られたマスクは、演劇や舞踊など、エンターテイメントの小道具として使われているものもありますが、多くはお祭りやお葬式など、宗教的儀式・儀礼で使われていたり、権力者が権威の象徴として身につけたりしたものでした。

 

 それから、マスクは神様や精霊といった目に見えないものを具現化したものであり、身につけることによって自然と向き合い、自然と通じる役割もあったそうなんです。

 

 「大英博物館展」のブログでも書きましたが、やはり昔実際に使われたものって、どうしても作った人や使った人の「気」を感じてしまうのです。しかも、葬式で使われたり、権力者が権力の象徴として使った、と聞かされると、ますますいろんな「気」を感じてしまいました。

 

 また、庭園美術館自体も、前述の通り、元・朝香宮家の邸宅で、それ自体が昭和初期のアール・デコ調建築として価値のあるものなのですが、それぞれの展示室で「ここが食堂として使われたところ」「書斎として使われていたところ」という解説があるんです。

 

 それもまた、この建物にはいろんな人が出入りしたんだろうな、と考えると、それらの人の「気」を感じてしまいましたね〜。

 

 それから、展示されているマスクは、いわゆる欧米の先進国ではない地域から集められたもので、プリミティブ(原始的な)アートの側面もありました。私は、アフリカのプリミティブアートを見ると、アフリカの人って、なんでこんなにハイセンスなんだろう、といつも感心してしまうのです。

 

 でも、今回の展覧会はアフリカに限らず、東南アジアとかオセアニアとか、いろんな地域のマスクが展示されていました(もちろん、日本からのものもあり、能面などが展示されていました)。

 

 それらを見て、それぞれの地域が、それぞれの地域らしい独自のデザインのマスクを持っていることがわかり、その違いを見るのも楽しかったです。

 

 やっぱり、デザインって、それぞれの地域の自然環境や気候はもちろん、人々の習慣、思想、言語などに影響されて出来上がっているもんなんだな、と改めて思いました。

 

 iPhoneやiPodがヒットした理由として、機能的にもデザイン的にも余計なものを盛り込まず、また、デザインも多種類展開せず、アップル社が提案する機能・デザインだけを世界中の消費者に提供する、というコンセプトが受け入れられたことが挙げられます。

 

 私もマック製品のおしゃれなイメージと、統一的な使用感に惹かれてiMacやiPhoneを愛用しているマカー(マック製品を愛用する人たち)なのですが、でも考えてみると、同じデザインを世界中の人が共有してるのって、不思議な光景でもありますよね〜。

 

 テレビやインターネットが発達して、本来、各地域の自然風土や思想に紐付けされるはずのデザインの地域性が、今は失われてる方向なのかな、と感じます。それが良い悪い、ということではないのですが、グーグルにしても、フェイスブックにしても、アマゾンにしても、ディズニーランドにしても、アメリカの一企業が創り出すデザインや思想を世界中の人たちが共有する時代なのかな、なんて、ふと考えたのです。

 

 でも日本では、iPhoneのケースはいろんなデザインものが出されて、中にはオリジナルのものを自作したり、若いギャルの方の中にはスマホにストーンを付けてデコったりする人もいます(欧米では、スマホにケースをつける人は日本より少ないそうです)。

 

 一説には、スマホのケースは、バッテリーから発せられる熱の放熱を妨げるため、性能の低下を招いたり、発火・爆発の危険性もないわけではないそうで、メーカーではケースの使用は推奨していない、とのこと。

 

 また、アップル社の創業者である故スティーブ・ジョブズは、インタビュー取材にやってきた記者がiPodにカバーをつけているのを見てあからさまにがっかりした表情を浮かべながら「使いこんで傷がついたステンレスは美しいと僕は思うよ」と製品をそのまま利用しない無粋さを指摘したそうです(NEWSポストセブンの記事より)。

 

 もしかしたら、アップル社としては、iPhoneは我々がデザインしたものが至高のものであって、それにケースをつけたり、デコったりしたりするのはアホの所業である、と考えているのかもしれません。

 

 それでも日本人がスマホにケースをつけたりデコったりするのは、まさに「カワイイ」という目に見えない抽象的概念を具現化した、現代のマスク(仮面)であり、アメリカによる文化帝国主義に対する、日本の若者のささやかなる抵抗なのではないか、とすら思えてきたのです^^

 

 と、最後は私お得意の、飛躍しすぎる意見でまとめてしまいました(ていうか、まとまってねー^^;;;)。以上で〜す^o^