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Happy-Go-Lucky Дневник

当ブログは2018年3月31日を以って完全終了(廃止)いたします!

2016年12月21日 新ブログ開設!


http://www.tamuratakuto.com/



6月1日は気象記念日でした。それで、気象にまつわる2つのスポットに行ってきました!

平成27年(2015年)6月2日(火)

 日本で最初の気象観測所は、1872年(明治5年)8月26日に北海道の函館に開設された気候測量所です。

 

 それから3年後の1875年(明治8年)6月1日、東京の溜池葵町(今の港区虎ノ門2丁目)にあった内務省地理寮構内に開設された東京気象台(のちの気象庁)で、1日3回の気象観測業務が開始されました。

 

 この東京気象台では、気象観測だけでなく、イタリア製の地震計も設置され、同時に地震観測も実施されました。

 

 さらに、1884年(明治17年)6月1日からは、東京気象台が全国の天気予報も実施しました。

 

 それで、東京気象台が気象観測と地震観測および天気予報を開始した6月1日は「気象記念日」となっています。記念日として制定されたのは、なんと1942年(昭和17年)だそうです。結構、歴史のある記念日なんですね〜!

 

 そんなわけで、昨日の気象記念日に、東京都内にある気象に関わる2つのスポットに行ってきましたので、今日はそのリポートです^o^

 

 まず行ったのは、千代田区大手町1丁目の気象庁内にある「気象科学館」という施設です。気象庁のWEBサイトには、こんな紹介文がありました!

 

気象庁では、現在の気象業務をご紹介したり、災害から身を守る方法を知ることができるように、映像や機械の展示などを中心とした施設「気象科学館」を設けております。開館日は10時~16時まで、予約なしで館内を自由にご覧いただけます。
皆様のご来館をお待ちしております。

 

👇気象庁の外観です。皇居のお堀の目の前にありました!

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👇まさに官公庁街、といった場所で、ほとんど馴染みがなく、歩いてる人も真面目なエリート、といった感じで、ちょっと場違い感も味わいましたが、恐る恐る気象庁の敷地内に足を踏み入れてみました。

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👇「ようこそ!気象科学館へ」といった看板は一切なく、入り口に地味な看板があるだけでした^^;;

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👇気象庁の入り口です。う〜ん、中に入っていいのかな〜、なんか怖いな〜、と思っていたら、警備員さんが通りかかりましたので、「気象科学館って、どこですか?」とお聞きしたら、こちらの入口から入ってください、と言われました。

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👇それで、その警備員さんについて建物の中に入ると、中にいた別の警備員さんに「気象科学館の見学の方1名〜」と大きな声で紹介され、ちょっとだけ恥ずかしくなりました^^

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👇入り口のところに職員用のセキュリティゲートがありましたが、私は警備員さんから首かけストラップを渡され、横の柵を開けてもらって入場しました。入場は無料です。

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👇警備員さんに、「エレベータの奥を左に行ってください」と案内されました。ゲートを通ると、左に職員用エレベータがあって、その先の天井に「気象科学館 ←」という看板がかかっていました。

節電のためか、館内はかなり暗く、しかも、看板が示している方向は、男子トイレの表示もあったので、一瞬「あれ、エレベータ乗るの?」と思ってしまうくらいわかりにくい場所にありました。

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👇エレベータの奥に、男子トイレに行く通路があって、そこを入ると、奥の突き当たりにありました「気象科学館」^^;;

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👇「科学館」という名称から、もっと大きな施設を予想していたのですが、気象庁の1部屋、という感じで、結構こじんまりとしてました。

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👇入り口を入って右に、気象庁の歴史を紹介するパネルがありました。

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👇大正9年頃の中央気象台の絵です。なんか、江戸時代のお城の図みたい…。

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👇明治17年6月1日の、最初の天気予報の天気図と予報文のパネルもありました。

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👇入り口正面には、なにやら可愛いキャラクターがいました。これは、気象庁のマスコットキャラクターの「はれるん」です。顔は太陽、雲のマフラーをして、服は雨の模様になっています。

それから、右手に持ってる棒は、「災害のない、調和のとれた地球への祈りを奏でるタクト」だそうです^^;;

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👇左に進むと、実際に体験出来る、いろいろな気象観測機器が置いてありました。

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👇そんな中、超音波で積雪量を図る機器があり、それで身長が図れるようになっていましたので、やってみました。

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👇機械の前の足型に足を合わせて立って、機械のボタンを押すのです。

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👇そしたら、なんと、1m77cm!私はこれまで、健康診断などでの身長計測では、だいたい1m75〜76cmの間でしたので、人生初の1m77cmです!まさか、こんなところで身長新記録を樹立するとは!

やっぱり、人間的な大きさが、機械にも伝わったんですかね〜(たんに態度が大きいだけかも?)。

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👇奥に行くと、おなじみの気象衛星ひまわりの画像コーナー。

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👇さらに奥には、気象衛星ひまわりの模型などが展示されていました。

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👇「虹のかべ」もありました。写真に撮ったら、キレイに虹が写りました!

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👇最後のコーナーは、地震や火山関連のコーナーです。その中で、「緊急地震速報トライアル」というのをやりました。

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👇イスに座って、画面をタッチすると、緊急地震速報のしくみの説明が始まりました。

地震は発生すると、まず最初に、速度が速く、揺れが弱いP波が地面に伝わります。その後、速度が遅く、揺れが大きいS波が地面に伝わっていくのです。

このP波とS波の速度差を利用し、P波が観測されたら気象庁ですぐに分析され、S波が大きいと想定される場合に、緊急地震速報が発令されるのです。

速度差といっても、P波とS波の時間差はわずか数秒から数十秒です。しかし、現時点では、これが確実な地震予測システムで、日本は世界でも最高の技術を持っています。

JR東日本でもP波とS波の速度差を利用した地震観測システムがあり、2011年の東日本大震災では、東北新幹線の減速・停止が実施され、地震による新幹線事故が1件も発生せず、世界中で賞賛されました。

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👇説明が一通り終わると、画面に地震発生の文字が出て、おなじみの緊急地震速報のあの不気味な音が鳴り響きました(>_<)

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👇地図上では、P波とS波の伝わりが示されていました。私の住む千葉市にS波が到達した瞬間を撮りました。

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👇S波が到達すると、イスがブルブルっと振動して、ちょっとびっくりしました。

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👇さらに奥に進むと、津波シミュレーターがありました。

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👇ボタンを押すと、上の方のモニタに津波警報が出て、水槽内の水が動いて、津波の動きを観察することができるのです。

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 このシュミレーターでは、津波の伝わり方などを見られて参考になるんですが、やはり実際の津波の映像の迫力、恐怖にはかないません。

 

 今の日本人はもちろん、世界中の人が、4年前の東日本大震災の津波の鮮明な映像を見て、津波の恐ろしさを共通認識として体感したと思います。

 

 東日本大震災前にも、2004年12月26日にインドネシアで発生したスマトラ沖地震で大津波が発生、家や車や人が軒並み流される映像が世界中に配信され、衝撃を与えました。

 

 当時被災地に住んでいた方や、津波で家族を亡くされた方にとっては、津波の画像を見るのは、大変辛いことだとは思いますが、津波の映像はしっかりアーカイブして、みんなが定期的に見て、震災を風化させないこと、恐怖心を薄れさせないことが必要ではないか、と感じました。

 

 こんな感じで、気象科学館を一通り見学し、気象庁を出ると、目の前にちょうど東京メトロ・東西線の竹橋駅がありました。ここから、東西線(三鷹行き)に乗って、もう一つの気象にまつわるスポットに向かいました。このヒントでわかった方は、相当の東京の電車網通かつ神社通です^^

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👇JR中央・総武線の高円寺駅南口に来ました!

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👇高円寺駅南口から歩いて2分の、氷川神社というところに来ました。

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👇この氷川神社の境内には、末社として、日本で唯一という、気象神社というのがあるんです。

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👇まずは、氷川神社にお参りしました。

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👇氷川神社の社殿向かって左側に小さい鳥居がありました。

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👇鳥居をくぐると、こじんまりした祠が現れました。これが「気象神社」です。

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👇横には、案内板もありました。

戦前、中野・高円寺には、陸軍の広大な施設がありました。そこに、昭和13年(1938年)に陸軍気象部が設立され、軍事上必要な気象観測が行われていたそうです。それで、昭和19年(1944年)4月に、気象観測の的中を祈願して、気象部構内に気象神社が造営されたのが、この神社の起こりだそうです。

そして、戦争に負けると国家神道や軍国主義は厳しく禁止され、当然この気象神社も廃止されるはずだったのですが、なんとGHQの調査漏れにより廃止を逃れたため、昭和23年(1948年)9月18日に、この氷川神社の境内に遷座されたのだそうです。

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 でも、案内板をよく見ると、「例大祭 六月一日」となっていますよね〜。私が行った時は、例大祭をやってる雰囲気は全く感じられなかったんですが…。伺ったのが15時過ぎだったから、午前中にやったのかな?

 

 なんて思いながら、ネットを検索していたら、日本気象協会の公式サイト「tenki.jp」の中で、なんと、瀬田繭美さんという気象予報士・熱中症予防指導員の方が、昨日の例大祭に参列したと書いていました!

www.tenki.jp

 

 記事をよく見ると、参列したのが14時頃と書いてあるじゃないですか!瀬田さんは、若くて可愛らしい女性の方…。あ〜、もう少し早く行ってれば、瀬田さんも拝むことができたのに〜(てへっ)^^

 

👇なんと、気象神社らしく、絵馬が下駄の形になっていました。

気象予報士に合格しますように、とのお願いもちらほらありましたが、沖縄旅行に行くから晴れにして、結婚式の日は晴れるように、修学旅行中は雨が降りませんように、といったお願いが多かったです^^

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👇今月のご朱印は、こちらでいただこうと思いました。社殿に向かって右に、結構立派な社務所がありました。

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👇でも、受付は閉まっていて、よく見ると、「御用の方は左側玄関のブザーを押してお話しください」の張り紙…。あー、来た、苦手なパターン。神社・仏閣のブザー訪問型は、いつも気が重い…。

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👇それで、張り紙通り、左側玄関のブザーを押して「ご朱印いただけますか?」と言うと、「中にお入りください」と丁寧な応対で、一安心でした。下駄型の絵馬も、中にありました。

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👇こんなご朱印です。宮司さんがとても物腰が柔らかく、「気象神社のご朱印はありますか?」とお聞きしましたら、「氷川神社と気象神社を並べて書かせていただきます」とおっしゃっていただきました。「日本唯一」っていうのがいいですね!しかも、よく見ると、「気象神社」のハンコに傘と太陽と雲が書いてありますね^o^

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【おまけ】

 帰り、JR京葉線の車内のモニタを見ていたら、天気予報が流れてきたのですが、なんと、タイトルの横に「気象記念日」の旗が書いてありました^o^

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