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今日は何の日? マッチで〜す^o^

平成27年(2015年)5月12日(火)

 1869年(明治2年)5月12日に、一人の若者が横浜港からフランスへ留学のために旅立ちました。

 

 その人は、加賀・金沢藩士で、国産マッチの創始者と言われる清水誠という人です。彼はフランスで造船学などを学び、帰国後も横須賀造船所で働いていたのですが、その傍ら、マッチ工場も設立して、国産マッチの量産に乗り出したのです。

 

 もともとマッチ製造をするつもりはなかったのですが、パリ工芸大学(パリ・エコール・サントラル)で学んだ理工学の知識を買われ、フランスに外遊していた宮内次官の吉井友実に、日本でマッチ製造の事業を起こして欲しいと依頼されたのです。

 

 それで、日本に帰国して、吉井邸に仮工場を設立してマッチを製造、テスト販売したところ大好評で、それを受けて明治9年に、東京の本所柳原町(今の墨田区江東橋1丁目)に「新燧社(しんすいしゃ)」という本格的なマッチ工場を設立したのです。

 

 「燧」は、火打ち石という意味で、マッチを「新しい火打ち石」と見立てて、工場の名前を決めたのだそうです。

 

 それで、一般社団法人・日本燐寸(マッチ)工業会は、清水誠が留学のため横浜を出港した5月12日を「マッチの日」と制定しているのだそうです。

 

👇清水誠が新燧社を設立した場所の近くには江東橋という橋があります(京葉道路にかかる橋)。JR総武線・東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅から600メートルくらいのところにあります。

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👇橋の歩道と車道を隔てる防護用のチェーンがあって、その支柱がユニークな形をしていました!

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👇なんと、新燧社にちなんで、マッチの形をした支柱なのです^o^

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👇江東橋を錦糸町駅方面(向かって京葉道路右側の歩道)に歩くと、数多くの著名人を輩出している名門校の都立両国高校の校門がありました。

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👇両国高校は、現在は附属中学も併設され、中高一貫教育校となっています。

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👇両国高校の校門を超えて、さらにフェンス沿いを歩きます。

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👇それで、両国高校の敷地のフェンスの角まで行きます。

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👇フェンスの中を覗くと、何やら石碑が建っていました。

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👇なんと、こんなところに「国産マッチ発祥の地」の立派な石碑が!実は、新燧社の跡地は両国高校になっていたのです!!

でも、せっかく石碑を建てたんなら、この一角だけフェンスを奥に引っ込めて設置したほうが、通る人も気軽に見ることができていいんじゃないかと思いました。

フェンス越しに高校の敷地の中をスマホで写真を撮ってる一人のおっさんって、どう考えても怪しすぎますよね〜^^;;;

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👇昨年11月のブログで、菊まつりを紹介した亀戸天神社にやってきました。両国高校からは、歩いて20分くらいです。

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👇本殿向かって左側の奥に、清水誠の功績を讃える碑が建っていました^o^ 亀戸天神は、新燧社があった本所地区を守ってくださっている鎮守様ということで、境内に建てられたそうです。

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👇清水誠が横浜を出港してちょうど106年後(なぜ100年じゃないのかは気になりますが…^^;;)の1975年(昭和50年)5月12日に建てられました。右端の「国産マッチの創始者 清水誠の頌」という字は、元・首相の岸信介による揮毫だそうです。

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👇その隣には、顕彰碑も立てられていました。が、全部漢字で、何て書いてあるのかわかりませんでした^^;;

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 最近はライターの普及で、マッチを擦る機会も減ったと思います。とくに、私はタバコを全く吸わないので、もしかしたら今世紀に入って1回もマッチを擦ってないかも^^

 

 で、マッチを全く使わない生活をしているので、たくさん購入しても無駄になると思い、百円ショップに行ったら、6箱1組で売られているものばかりでした。う〜ん、1箱当たり17円くらい…。原価って、いったいいくらなんでしょうか^^;;

 

👇そんな中、軸の長いマッチが1箱(15本入り)で売られていましたので、購入しました!パッケージは、なんか、不思議なタッチの象の絵でした。鼻を丸めてマッチを掴んでいる構図になっています。

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👇横には、このくらいの長さですよ、という原寸のマッチの絵も描いてありました。

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👇実際は、絵よりも長かったです^^;;

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👇久々のマッチ、うまく点くかな?

ところで、マッチって、向こう側に擦るタイプの人と、手前に引いて擦るタイプの人がいますよね〜^^

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👇最近の子供はマッチの点け方がわからない、などという話も聞きますが、昭和40年代生まれの私は、さすがに1発で成功です^^

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👇マッチ1本火事の元、とも言います。この後、水につけて、消火を万全にしました^o^

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【おまけ】

 亀戸天神では毎年1月に、「うそ替え神事」という行事が行われています。これは、「うそ」という可愛らしい小鳥がいて、これが昔から幸運を呼ぶ鳥だと言われ、うそを形どった置物を神社から授与されることによって、それまでの悪事が嘘(うそ)になって幸運が訪れる、という縁起ものなのです。

 

 江東橋の支柱はマッチの形でしたが、亀戸天神近くの天神橋のガードレールの支柱は、そのうその置物を模したものになっていました^o^

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