当ブログは解体作業中 予告なく閉鎖されることがあります

110番の日に、東京・京橋の警察博物館に行ってきました!

平成27年(2015年)1月13日(火)

 こないだの土曜日(10日)は、「110番の日」でした。これは、110番の適切な利用を呼びかけるため、1985年に警察庁が制定した記念日だそうです(1月10日=110番、の語呂合わせから)。

 

 昨年は、東京都内の110番通報は180万件ありましたが、そのうちの3割は落とし物相談や苦情など、緊急性の低い通報だったそうです。こうした通報が増えると、本当に緊急を要する通報に支障が出ることがあるそうです。

 

 なかには「ゴキブリが出た」といって110番通報してくるひどい人もいるようです。警察庁では、緊急性のない通報には、全国共通の短縮ダイヤル「#9110」番にかけるように呼びかけています。ここにかけると、相談内容に応じて専門窓口に繋いでくれるそうです。

 

 それで、巨人軍発祥の地の碑に続き、記念日に関係のありそうなところに行くシリーズの第二弾として、土曜日に、東京・京橋にある警視庁の警察博物館に行ってきました!

 

?警察博物館は、東京メトロ銀座線・京橋駅のすぐ近くの中央通り沿いにあります。要するに、超一等地です。以前から前を通るたび、(この辺に似つかわしくない施設だな〜)と思って気になっていましたが、今回、初めて入りました。

f:id:tamuraic:20150113112912j:plain

 

?7階建ての立派な建物です。

f:id:tamuraic:20150113115751j:plain

 

?入り口です。110番の日に関するイベントは特に行われていませんでした。

f:id:tamuraic:20150113112952j:plain

 

?入り口の脇には、警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」がいました!これは、1987年4月17日に誕生し、「人々」を表す「ピープル」と、「警察」を表す「ポリス」の頭文字をとって「ピーポくん」と名付けられたそうです。

頭から生えているツノみたいなのは、社会の動きを素早くキャッチするアンテナ、大きな目は世の中の隅々まで見渡す、大きな耳は都民の声をもれなく聞くことができる、という意味があるそうです^^;;

f:id:tamuraic:20150113112939j:plain

 

?下の方にセンサーが付いていて、前に行くと口のスピーカーから音声が出る、という仕組みになっていました。

しかし、音声がものすごく小さすぎて、周囲の音にかき消されて、相当近づかないと聞こえませんでした。「ようこそ、警察博物館へ…」みたいなことを言ってるんですが、「ピーポくんだよ〜!」といったキャラ声を作るわけでもなく、抑揚のない普通の女の人の声でしたね〜^^

f:id:tamuraic:20150113112926j:plain

 

?ピーポくんには、一家がいました^o^

f:id:tamuraic:20150113113005j:plain

 

?ピーポくんの反対サイドには、白バイ(ヤマハFZ750P)も展示されていました。

f:id:tamuraic:20150113112308j:plain

 

?いただいたパンフレットです。展示施設は1〜4階、入場料はなんと無料、開館時間は10〜18時、休館日は12月28日〜1月4日と、月曜日(祝日の場合は翌日)です。

f:id:tamuraic:20150113112740j:plain

 

 それで、肝心の写真撮影ですが…1階のみOKでした。なんとなく、警察の博物館なので、全館写真不可かな〜、と思っていたので、1階だけでも写真が撮れてよかったです。

 

?警視庁のヘリコプター「はるかぜ1号」が展示されていました。これは、1959〜76年まで活躍した、全国の警察航空機の第1号機で、通算5623時間無事故飛行という記録があるそうです。

f:id:tamuraic:20150113112154j:plain

 

?コックピットに乗ることもできましたが、ちょっと恥ずかしかったのと、私の体重で壊れてしまいそうだったので、乗りませんでした^^

f:id:tamuraic:20150113112142j:plain

 

?白バイの前身の「赤バイ」です。

f:id:tamuraic:20150113112129j:plain

 

?皇族や各国の要人警護に使われた「黒バイ」もありました。

f:id:tamuraic:20150113112117j:plain

 

?側車付白バイも展示されていました。これは、1983〜2005年まで使用され、主に皇族の警衛や各国要人の警護の際、車列に先導して警戒に当たったそうです。今上天皇の即位の礼や、皇太子殿下のご成婚パレードでも活躍したそうです。こちらもなんと、乗ることができました。

f:id:tamuraic:20150113112319j:plain

 

?「おまわりさん なりきり体験」なるコーナーもありました。これは、小さい子用の警官の制服が貸し出されていて、それを着て写真が撮れる、というもので、要するに子供向け警官コスプレができる、というものです。この日もたくさんの親子連れの方がいらしていて、写真を撮っていました。

前述の通り、ヘリコプターや側車付白バイ、外の白バイに乗って写真を撮ることができます。でも、カメラの貸し出しはないので、デジカメやスマホは要持参です。

f:id:tamuraic:20150113112329j:plain

 

?売店はないのですが(1階に自動販売機がありました)、記念スタンプのコーナーがありました。

f:id:tamuraic:20150113112104j:plain

 

?こんなスタンプが押せます。

f:id:tamuraic:20150113112338j:plain

 

?そして、子供向けに、ガチャガチャコーナーも。これは、お金を入れるのではなく、隣に「子どもスタンプ手帳」という黄色い紙があって、そこにスタンプを押していくと、2・4・6・8回目の来館時にメダルがもらえて、それでピーポくんのキーホルダーなどが当たるガチャガチャができ、10回目の来館時には記念品がもらえる、とのことでした。

正直言って、そんなに来客のための広報にやる気があるとは思えないイメージの博物館だったのですが、意外とリピーターを増やす作戦をしていたとは、驚きでした^^

f:id:tamuraic:20150113112349j:plain

 

?私は子供ではないんですが、ちゃんと1月10日に行ったのかということを証明したい欲が強かったため、押してみました。

f:id:tamuraic:20150113113058j:plain

 

 と、1階で撮れるものは、すべて撮影しました。この後は、写真なしの、テキストのみの感想です。

 

 2階は、警視庁の誕生の歴史を展示するコーナーでした。ヨーロッパに行って近代的警察制度を学び、日本警察の父と言われる川路利良に関する資料などが展示されていました。明治時代の人って、とにかくヨーロッパのいろんな制度を取り入れようと必死になっていたんですよね〜。言葉も知らない地に行って、そこの制度を勉強して日本に取り入れる、って、どんなバイタリティーなんでしょうか〜^^

 

 3階は、殉職した警察官の遺品などが展示されていました。なかなか生々しい展示品が多く、見入ってしまいました。本当に大変な仕事ですよね〜。

 

 また、明治時代から、歴代の警官の制服も展示されていました。実は、私の曽祖父も新潟県で警官をやってたそうです。警視庁と新潟の警察では違うのかもしれませんが、こんな制服を着てたのかな〜、と思いながら見ました。明治時代の警官だから、たぶん相当威張ってたんでしょうね〜^^;;

 

 4階は、警察の活動を知るコーナーとなっていました。モンタージュ作成を体験出来るゲームなどもあって楽しめるのですが、私が面白いと思ったのは、「君が代」のコーナーでした。

 

 明治維新によって近代化した我が国ですが、「国歌」と呼べるものがありませんでした。当時のヨーロッパでは、外交行事の際はお互いの国歌を演奏するというのが習わしになっていました。しかし、日本には国歌がないので、フランスやイギリスから日本も国歌を作って欲しい、と頼まれたのです。

 

 つまり、日本の国歌というのは、新しい国ができたぞ〜、ということで作られたのではなく、外国から頼まれて、仕方なく作られたものなのです。

 

 それで、薩摩藩砲兵隊の隊長だった大山巌が、古今和歌集を原歌とする薩摩琵琶歌「蓬莱山」の一節である「君が代」を歌詞に選んで、横浜に駐留していたイギリス陸軍軍楽長のジョン・ウィリアム・フェントンに作曲を依頼し、明治3年(1870年)に国歌が誕生したのです。

 

 ところが、フェントン版君が代は「歌いづらい」「日本にふさわしくない」と不評で、明治9年の天長節(天皇誕生日)の演奏を最後に廃止となり、歌詞はそのままで新しい曲が作り直されることになりました。

 

 それで、宮内省の奥好義の作った伝統的な雅楽の音階を取り入れたメロディーをもとに、林廣守が作曲、海軍軍楽教師のドイツ人、フランツ・エッケルトが西洋風和声を付けて、明治13年に新しい国歌が完成、これが現在まで続いている「君が代」なのです。

 

 4階では、警視庁音楽隊が再現したフェントン版君が代を聴くことができました。実際聞いてみると、特に盛り上がりのない、西洋風子守唄のような歌で(横浜市歌に似てるかも)、音楽学的には名曲なのかもしれませんが、今の君が代の方が断然いいな〜、と個人的には思いました。とくに、最後の「こけのむすまで」の部分の帳尻合わせ感がすごかったです。

 

 オリンピックなどで各国の国歌を聴く機会がありますが、その中でも「君が代」というのは、日本らしい曲調で、相当いい国歌なのではないか、と思います(あっ、私は国粋主義者でも、民族派団体構成員でも、ネトウヨでも何でもないですよ〜^^;;)。

 

 たしかに、歴史的には軍国主義の象徴として使われた側面もあるのかもしれませんが、前述の通り、元々は軍国主義とはあまり関係のない経緯で作られたものですし、私は、まさに千代に八千代に歌い継がれていってほしいな〜、と思っているんです。