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東京国際フォーラムで、宝塚歌劇100年展を見てきました!

平成26年(2014年)12月27日(土)

 ついに、今年最後のお出かけリポートとなりました。今年を締めくくるお出かけ先は、まさかまさかの「宝塚歌劇100年展」です(*^^*)。

 

 前回のブログでは、東京駅開業100年について書きました。それで、JR京葉線の車内にあるテレビみたいなやつのCMで、宝塚歌劇100年展を東京国際フォーラムで開催(明日28日まで)していることを知ったのです。

 

 東京国際フォーラムは、東京駅と有楽町駅の間にあって、両駅から歩いていけます。100年つながりということで、東京駅の記念Suicaの発売の様子を見た後に、見に行ったのです。

 

👇会場は、国際フォーラムの地下1階の展示ホールというところでした。入場口のところに看板がありました。

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👇チケットです。大人一人1400円でした。

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 これは予想できたことですが、この展覧会のお客さんは、9割以上が女性の方。数少ない男性の方も、ご夫婦やカップルで、付き合いで来てる、という感じで、おっさん一人で見に来ているのは、私一人でした。

 

 多分、周りの人からすると、かなり奇異な感じで見られていたとは思いますが、さすがにこの歳(41歳)になると、そんなことも気にならなくなり、とにかくブログに書くネタを集めなきゃならん、という一心でした。

 

 でも、もしかしたら、逆に男一人で見に来てるということは、相当の通のコアなファンか、あるいは宝塚歌劇団の関係者かなんかに思われたかも。それで、私と宝塚歌劇のかかわりですが…100年の歴史で、1回も見に行ったことはありません^^;;; たぶん、宝塚を一度も見たことがない人で、この展覧会に来ている方は皆無でしょうね〜。しかもそれが、男一人となると、私はミラクルなお客さん、だと思います。

 

 ここまで読んでくださった日頃当ブログを愛読してくださっている方は、どうせ写真禁止でしょ、しかも宝塚を観に行ったことないって、また薄〜い記事を書くんでしょ、とお思いでしょう。

 

 確かに濃い内容の記事は書けませんが、なんと、写真は一部OKだったんです。だから、とりあえず、写真を載せたいと思います。

 

👇写真OKはほんの一部の展示物のみでした。でも、見に行っていたお客さんの何人かは撮影できない展示物もパチリとやっていて、係りの人に注意されていました。でも、こういう肖像権とか著作権とかが絡んでいそうな展覧会は写真撮影全面禁止が常ですので、一部でも撮影OKというのは良心的だと思いますし、ブロガーにとってもありがたい催しです^^

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👇こちらは、舞台模型です。「道具帳」という大道具のデザイン画をもとに模型が作られ、それに基づいて本物の舞台が作られるようです。

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👇撮影OKはあくまでも舞台模型ですが、心なしか後ろの会場の方を大きく写している写真になってしまった気がしますが、偶然です^^;;;;;

ところで、後ろの方にたくさんのポスターが貼ってありますが、これは歴代の公演のポスターで、戦前のものもたくさんあって、当時の風俗資料としても、見入ってしまいましたね〜。

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👇ベルサイユのばら フォトスポットがありました。真ん中の椅子に座って、記念撮影できるのです。

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👇オスカルの部屋も、撮影OKでした^o^

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👇こんな感じです。

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👇ソファに座って撮影もできました。

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👇オスカルとアンドレの衣装も展示されていましたよ!

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👇会場の最後のところで、大階段のセットも展示されていました。

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 と、想定内の薄〜い内容のブログでした。写真撮影ができたのは、ホントにラッキーでした^^

 

 さて、「宝塚」で検索してこのブログに迷い込んでしまった皆さんは、ここで「戻る」ボタンを押していただきたいと思います。

 

 展覧会には、衣装や舞台の展示だけでなく、宝塚歌劇の歴史も展示されていました。とくに宝塚歌劇団の創設者の小林一三という人に興味があって、私にはそちらの方が惹かれる展示でした。

 

 小林一三は、20世紀前半の大阪の経済界を代表する実業家というイメージがありますが、もともとは、大阪とは縁もゆかりもない人で、明治6年に山梨県の裕福な家に生まれました。

 

 その後、東京の慶応義塾大学に進学し、そこで小説家を目指し、新聞社に入る予定でしたがダメになり、しぶしぶ三井銀行(今の三井住友銀行)に入社します。

 

 それで、大阪支店に配属されるのですが、やはり当時の銀行は、今以上に派閥というのがあったみたいで、主流派から外れた一三は、大卒のエリートでありながら、出世をすることなく、毎日お金の勘定をするだけの閑職を14年間もさせられたそうです。

 

 しかし、そんな仕事でも腐ることなく真面目に働き、また、当時の大阪というのは東京に負けず劣らずの商業、文化の中心地で、いろんな劇場に芝居を見に行って、そこで人脈を広げたのだそうです。

 

 その甲斐あって、34歳の時に、大阪に新しく設立された、箕面有馬電気軌道(今の阪急電鉄)という鉄道会社の役員に迎え入れられるのです。

 

 しかし、今でこそベッドタウンとなっている池田や箕面という沿線地域は、当時は田んぼと山しかない田舎で、そんなところに鉄道を敷いたって、カエルやトンボしか乗らない、と揶揄されていました。

 

 しかし一三は、沿線の土地の安さに目をつけ、土地を買って、住宅用地として造成したのです。しかも、当時としてはめずらしい庭付き一戸建て住宅を、リーズナブルな値段で提供しました。当時の大阪市内は、東洋のマンチェスターという異名があったくらい工業化が激しく、住宅環境も劣悪なものとなっていましたから、環境の良い郊外の住宅は大人気となりました。そうして沿線に住民も増え、そこに住む人が通勤や買い物に電車を使うようになり、会社は予想をはるかに超える収益をあげたそうです。

 

 普通は、需要がなければ事業は成り立たない、と考えがちですが、一三は、需要がなければ作ればいい、という発想だったのです。その後も、沿線に動物園を作ったり、電車に乗るついでに買い物ができるという、世界初のターミナル百貨店を大阪の梅田に開業させるなどして、鉄道利用者を増やす戦略を次々と考え出しました。

 

 その中の一つに、明治44年(1911年)にオープンした「宝塚新温泉パラダイス」があります。温浴施設やプールなどを兼ね備えたレジャー施設でしたが、当時の日本人にはプールで泳ぐという習慣がなく、また、女の人は人前で水着になるというのは恥ずかしいという時代ということもあって、プールにはまったくお客さんが来なかったそうです。

 

 それで一三は、プールをやめて、そこを劇場に変えました。プールの浴槽は客席に、更衣室は舞台に生まれ変わったのです。

 

 そして、当時、東京や名古屋で人気だった少年、少女による歌唱隊にヒントを得て、少女だけで芝居をする劇団を創設して、その劇場で公演を行ったのです。それが、現在の宝塚歌劇団になったのです。

 

 大正3年(1914年)4月1日、記念すべき第1回の公演は、桃太郎を題材にした歌劇「ドンブラコ」でした。

 

 文学少年で、芝居好きだった一三は、なんと自分でも脚本を書き、また、国内外から一流の講師陣を招聘して、本格的な歌唱や演劇を少女たちに身につけさせました。それが、現在の宝塚音楽学校につながっているのです。

 

 創立当時、少女だけで構成された歌劇というのは類を見ず、大人気となったそうです。宝塚は、今なお、世界でも極めて稀な、女性だけで演じる歌劇団として、100年間も人々に愛されてきたのです。

 

 このように、小林一三は目先の利益にのみ執着するのではなく、つねに先を見通した経営戦略で、大事業を次々打ちたてました。また、会社経営だけでなく、さまざまな文化に触れていたことで、視野を広く持ち、新しい文化をクリエイトしたというところが、ホントに素晴らしい実業家だと思います。

 

 私も、100年間で一度も見たことがありませんでしたが、次の100年間のうちには必ず見に行ってみようと思います。そして、宝塚歌劇団は何百年も続いていってほしいし、続いていくと思います^o^

 

 ここまで読んでいただいた方に、おまけの2枚です。東京国際フォーラムの中に、大きなクリスマスツリーが飾ってありました!

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👇よく見ると、来年の干支のひつじのぬいぐるみで作られていました。一番下の段の真ん中のぬいぐるみだけ上に浮き上がっていますが、これは、数秒に1回、カタカタと動くようになっていて、ちょっとびっくりしました^^

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