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日本で一番古いお寺、四天王寺で御朱印をいただきました!

平成26年(2014年)10月11日(土)

(前回の続き)

 あべのハルカスの次は、御朱印をいただくため、四天王寺に向かいました。

 

 四天王寺は、あべのハルカスからは歩いて10分くらいのところにあります。6世紀ころに朝鮮半島から仏教が伝来した際、仏教を積極的に取り入れようとする崇仏派の蘇我氏と、仏教を排除しようとする排仏派の物部氏が対立し、双方の争いが起きたとき、蘇我氏の厩戸豊聰耳皇子(のちの聖徳太子)は、仏教の守護神である四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)に蘇我氏が勝つように祈願しました。

 

 そして、結果として蘇我氏は物部氏を滅ぼすことになるのですが、そのことに感謝して、聖徳太子は20歳のとき、摂政皇太子になるにあたって、日本で最初の官寺である四天王寺を、推古天皇元年(593年)に建立したのです。

 

 現在、仏教の宗派としておなじみの天台宗や真言宗(平安時代の興起)や浄土宗、日蓮宗、臨済宗、曹洞宗(鎌倉時代の興起)などよりもずっと古い時代に出来たお寺ですので、特定宗派にこだわらない全仏教的なお寺となっているのです。

 

 また、聖徳太子はお寺の建立に当たって、仏教の精神に乗っ取り、教育を施す「敬田」、老人や孤児を救済する「悲田」、病院に当たる「施薬」「療病」という四箇院という施設を作り、日本初の福祉施設として、後世に深い影響を与えました。

 

 それ以外にも、四天王寺は我が国の政治、外交、産業、美術、文化の面で、その後に大きな影響を与えているのです。

 

?あべのハルカスから、谷町筋という大きな通りを歩いていくと、右の路地を入ったところに石の鳥居と、その奥に五重塔が見えました!

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?四天王寺の本堂などは1945年3月の大阪大空襲によって焼失したものの、この鳥居は戦火を免れたそうです。永仁2年(1294年)に立てられたもので、重要文化財に指定されています。

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?鳥居の脇には、「大日本佛法最初四天王寺」の石柱も立っていました。こちらは新しい感じですね!

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?鳥居をくぐって進むと、西大門という建物がありました。これは、昭和37年(1962年)に松下幸之助(パナソニック創業者)の寄贈により再建されたものだそうで、それ以来、極楽に通づる門という意味から「極楽門」と呼ばれているそうです。そういえば、東京の浅草寺の雷門も同氏の寄進ですし、なかなか信心深い方なんですね〜。パナソニックが世界的な大企業になったのも、こういった行いの御利益なのかもしれませんね〜^o^

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?西大門の柱4カ所には「転法輪」というのがありました。これは、お釈迦様の教えが他に転じて伝わり、過去、現在、未来に永久に続いていく、ということを表したもので、仏教の象徴だそうです。

手で回すことが出来ますが、結構重みがあるのと、軸の滑りがいいため、かなり勢いよく回ります。下の注意書きにも書いてありますが、強くまわすと手を巻き込まれますので要注意です。

とは言っても、ほとんどの方は思いっきり回していたので、なかなか回転が止まらず、ずっと回っている、という感じでした。力のない方は、勢いよく回っている時に手を触れるのはとても危険ですので、要注意です!(かく言う私は、回っていたのを手で止めて、再度思いっきり回しちゃいました。スミマセン…)

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?西大門をくぐると、なぜかミストシャワー。当日の大阪は10月に入ったとは言え、結構暑かったので、うれしいサービスでした!

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?さらに奥に進むと、西重門という建物があります。これは、中心の伽藍を包むようにぐるっと一周囲まれていて回廊になっていて、外と内を隔てる塀のようになっています。

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?門をくぐると、左手に小さな受付がありました。そこで拝観料を納めます(大人300円)。

受付に気づかず中に入ろうとする観光客の方もいて、受付の方に「こちらで拝観料お支払いください!」と呼び止められていました^^;;

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?五重塔と金堂です。五重塔は昭和34年、金堂は昭和36年の再建だそうです。

両方とも中に入って、お釈迦様の一生の絵解きなどの壁画などを見ることが出来ましたが、写真撮影不可でした。五重塔は上まで昇れましたが(土足禁止)、急な階段の上狭く、さらに夜勤明けの体でしたので、足がちょっとふらついてしまいました^^;; もちろんエレベータはありませんので、足腰の強くない人は結構キツいですよ〜。

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?さて、肝心の御朱印ですが、西大門の脇に、「納経所」と書かれた比較的新しい建物があり、その中でいただけました。

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?建物の入口のところには、こんな看板が!御朱印のメニュー書きですね。16種類もあるんですね〜^^ いつものように、私は代表的なのをいただくことにしていますが、どれがメインなのかワカラね〜。

 そしたら、受付で御朱印帳を出したら、「代表的なのでいいですか?」と言っていただき、一安心でした^^

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?こんな感じの御朱印です(300円)。

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 ところで、2009年11月から始めた御朱印集めですが、御朱印帳の3冊目が残りスペースがあと1カ所になりました。

 

 それで、今回、初の西日本の寺社でいただく御朱印ということで、3冊目の残りスペースはそのままにして、御朱印帳を新しくし、4冊目に突入しました。今回も、東京・銀座の鳩居堂で、越前和紙の一番高いやつを購入しました。

 

 ちなみに、これまでの御朱印集めで1日にいただいたのは初、また前回(浄妙寺。9月27日)から4日後にいただき、これは、いただいた間隔の過去最短記録でした^^;;

 

?右のグリーンのが、4冊目の御朱印帳です(左は3冊目)^o^

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 四天王寺に参拝したあとは、綾瀬はるかさんバージョンのグリコの看板を見るため、道頓堀に向かいます。歩いても行けない距離ではなく、街歩き大好きの私ですので歩いていこうと思ったのですが、ちょっと疲れたのと、時間の短縮のため、地下鉄を利用しました。

 

?谷町筋を歩いていましたら、「株式会社 金剛組」という看板が見えてきましたので、「これはもしや!」と思って、思わずパチり^^;

それで、家に帰ってネットで調べたら、やっぱりあの金剛組でした。「あの」ってなんだよ〜、と思われる方もおられるかもしれませんが、金剛組は日本最古の会社、といわれている企業なのです。

この金剛組の創業は、なんと1400年以上前の西暦578年!聖徳太子が四天王寺を建立するにあたり、朝鮮半島から招かれた工匠のうちの一人である金剛重光という人が創業した会社なんです。

数字は私の勘違いもあるかもしれませんが、以前読んだ経済誌かなんかで特集していて、世界の企業のうち創業1000年以上の会社は3社しかなく全て日本企業、さらに、創業100年以上の会社の7割が日本の企業だそうです。

アメリカなどのアントレプレナー(起業家)は、自分で創った会社を大きくしたら未練もなく株を簡単に売って、また他の事業を興したり、投資家やコンサルタントになって悠々自適な人生を送る人も多いみたいで、そういうのも夢がある話でいいのですが(日本でもそういう人が増えてきました)、私はどちらかというと「三方よし」の精神で「事業を永続させることで社会に貢献する」ということに主眼を置くような、日本的経営の方が、なんとなく好きですね〜。

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?四天王寺から歩いて5分くらいで、大阪市営地下鉄・谷町線の四天王寺前夕陽ケ丘駅に着きました。大阪の地下鉄初体験です^o^

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?谷町線で隣の谷町九丁目駅(駅のアナウンスでは「にまち」と最初にアクセントがありました)で、大阪市営地下鉄・千日前線に乗り換えて、日本橋(にっぽんばし)駅で降りました。ちなみに、Suicaでも問題なく改札を通りましたので(PASMOもOK)、首都圏に住んでる方も安心ですね!

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 日本橋駅に降り立った私は、その後道頓堀で、テレビや写真でしか見たことがなかったいろんなお店の看板の写真を撮り、もちろんグリコの看板も撮りました。それらの写真は、次回のブログに載せたいと思います^o^

 

?最後に、ここまで読んでくださった方に、おまけの1枚。四天王寺の周辺の道路に「飛び出し注意」の看板があったのですが、飛び出してきたのはなんと聖徳太子でした^^

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