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夏の甲子園 夢の北信越同士の決勝なるか!?

平成26年(2014年)8月23日(土)

 今年も夏の甲子園(第96回全国高等学校野球選手権大会)が盛り上がりを見せてますね〜。投手の酷使など、批判も多い高校野球ですが、やっぱり日本の夏の風物詩として欠かすことができない行事で、私も毎年楽しんで見てしまいますね〜。

 

 ところで、皆さんは甲子園大会を見るとき、この試合はどっちを応援しようかな〜、なんて思いながら観戦しませんか?もちろん、自分や家族の母校が出場している方は必然的にその高校を応援すると思いますが、多くの人にとっては、自分とは特に関わりのない学校が出場してると思いますので、どっちを応援しようかと、迷われる方も多いと思います。

 

 私は、出身地の新潟代表は当然のこと、現在は千葉県に住んでいますので、千葉代表も応援します。この2県以外だと、だいたい、北国の高校、日本海側の高校、私立より公立、を応援する傾向が、自分の中ではありますね〜。

 

 自分が雪国の地方都市出身ということもあるのかもしれませんが、ハンデのあるほうに、同情的応援をしてしまう傾向があります。

 

 でも、近年の高校野球では、そういった同情は必要ないかもしれませんね。それほど、北日本の高校も実力校が増えてきて、高校野球における実力の地域差は、年々縮まっている気がします。

 

 この理由として、雪国でも室内練習場など、野球をする環境がよくなったことや、有効な指導法や戦術が全国に浸透してきたこと、インターネットの普及で、遠い県の高校野球の情報も手に入れやすくなったこと、があげられると思います。

 

 また、関東や関西の有力な中学生選手が、東北地方などの私立高校に入学する、いわゆる”野球留学”が多くなってきたことも、無視できないでしょうね。このことには賛否両論あり、私もどちらかというと今まで批判的でしたが、それによって新潟県の高校が強くなってきたこともあり、最近は「まあ、それもアリかな」なんて思い始めています(ポリシーないな〜)。

 

 あんまり露骨に地方の高校が都会の中学生に”スカウティング活動”するというのは、ちょっと興ざめしてしまいますが、しかし、この狭い島国で、生まれ育ったところに固執する必要もないと思いますし、もっと日本列島をワイドに使って、チャンスさえあれば、高校生といえどもいろんな地域に移り住んでチャレンジするというのも、個人的には悪くないのかな、と思っています(これはスポーツだけでなく、文化・芸術活動とか、科学・研究活動なども同様)。また、その地域のスポーツのレベルが上がれば、さらに意義があるのかな、なんて感じています。

 

 それと、私が最近の高校野球を見て感じるのは、昔みたいに、高校生活の全てを野球に捧げるような、プロに入って野球で一山当てよう、といった野心みたいなものが、選手や親、指導者、地域から薄れてきているのかな、とも思います。どの選手も、プレーの技術自体は昔より断然に向上していると思うのですが、なんか淡々と、飄々とこなす選手が多くなった気がするんです。もしかしたら、少子化やスポーツ文化の多様化も影響しているのかもしれませんが、こういう傾向も、全国的な野球の実力差をフラットにしている要因なのかな、と勝手に分析しております。

 

 さて、そんな最近の傾向を反映して、今年の大会でも、関東・東海・中国・四国・九州の高校のほとんどが、1、2回戦で姿を消しました。これは、一昔前の高校野球では考えられないことでした。

 

 そして、私のふるさと新潟代表ですが、2年連続出場の日本文理高校が、強豪校を次々に打ち破って、ついにベスト4まで来ました。これは、平成21年(2009年)の中京大中京(愛知)との決勝戦、いまでも語り種になっている、9回裏2アウトからの猛攻撃により同校の名が全国に知れ渡った年ですが、それ以来のベスト4進出です。

 

 最近まで、新潟県勢の甲子園での成績は、47都道府県で最低の勝率でした。春・夏通して、唯一30勝をあげていない都道府県でしたが、昨日の聖光学院(福島)戦で勝利して、ようやく通算30勝目となりました。

 

 平成元年(1989年)〜平成18年(2006年)まで、夏の甲子園での新潟県勢の成績は、実に4勝18敗と、惨憺たるものでした。ところが、平成19年(2007年)〜今年(昨日まで)を見ると、なんと13勝7敗と、突然の好成績を収めるようになったのです。

 

 今大会の日本文理は、リードを許していても負ける雰囲気が感じられず、いままでの新潟代表にはあまり感じられなかった、安心してみていられるという感覚を、新潟県人として初めて感じています。

 

 ところで、新潟県は、選抜高校野球のブロックでは、北信越地区(他に長野・富山・石川・福井)に所属しています。今年は、北信越地区の5校が、史上初めて1回戦に全て勝利し、さらに史上初めて1大会10勝以上をマークしました。

 

 それで、ベスト4には、日本文理の他に、福井代表の敦賀気比高校も残っています。過去、夏の甲子園でベスト4に北信越の高校が2校残ったのは平成7年(1995年)以来2回目です。また、北信越からの優勝は、昭和3年(1928年)に、長野県の松本商業学校(今の松商学園高校)の1回があるだけです。

 

 今年の1月13日に行われた、全国高等学校サッカー選手権大会決勝戦では、富山代表の富山第一高校と、石川代表の星稜高校が北陸同士で初めて決勝を戦い、見事、富山第一高校が初優勝しました。

 

 だから、野球でも、明日の準決勝では、三重高校(日本文理と対戦)と大阪桐蔭高校(敦賀気比と対戦)の関係者には申し訳ないのですが、ぜひとも日本文理と敦賀気比が勝ち上がって、北信越同士で決勝(月曜日)を戦ってほしいなあ、と個人的には思っています。

 

 最後に、北信越と東北の高校野球ファンのために、夏の甲子園で、過去に決勝およびベスト4に進んだ高校の一覧を載せます(新制高校発足の昭和23年(1948年)〜昨年まで)。

 

★決勝に進出した北信越の高校

平成21年(2009年) 日本文理(新潟) 9−10 中京大中京

平成  7年(1995年) 星稜(石川) 1−3 帝京

 

★決勝に進出した東北の高校

平成24年(2012年) 光星学院(青森) 0−3 大阪桐蔭

平成23年(2011年) 光星学院(青森) 0−11 日大三

平成15年(2003年) 東北(宮城) 2−4 常総学院

平成元年(1989年) 仙台育英(宮城) 0−2 帝京

昭和46年(1971年) 磐城(福島) 0−1 桐蔭学園

昭和44年(1969年) 三沢(青森) 2−4 松山商

 

★ベスト4に進出した北信越の高校(決勝進出を除く)

平成8年(1996年)   福井商(福井)

平成7年(1995年)   敦賀気比(福井)

平成6年(1994年)   佐久(長野)

平成3年(1991年)   星稜(石川)

昭和51年(1976年) 星稜(石川)

昭和44年(1969年) 若狭(福井)

 

★ベスト4に進出した東北の高校(決勝進出を除く)

平成25年(2013年) 日大山形(山形)

平成25年(2013年) 花巻東(岩手)

平成21年(2009年) 花巻東(岩手)

平成12年(2000年) 光星学院(青森)

平成元年(1989年) 秋田経法大付(秋田)

昭和59年(1984年) 金足農(秋田)

昭和40年(1965年) 秋田(秋田)

昭和34年(1959年) 東北(宮城)