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北条政子が建てた寿福寺で御朱印をいただきました!

平成26年(2014年)7月29日(火)

 5月より、鎌倉五山の第一位から順にまわって御朱印をいただいている、ということを以前書きました。それで、今月は、第三位の寿福寺(じゅふくじ)に、一昨日の日曜日(27日)行ってきましたので、今回はそのことを書きます。

 

 寿福寺は、もともと鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝(みなものとよりとも)のお父さんの源義朝(みなもとのよしとも)のお家があった場所です。頼朝の奥さん(正室)の北条政子(ほうじょうまさこ)が、夫の菩提を弔うために、頼朝が亡くなった翌年の正治2年(1200年)に、臨済宗の開祖である栄西(えいさい)を迎えて開いたという、とても由緒のあるお寺です。

 

 しかし、建長寺や円覚寺のように観光地化はされておらず、一般には公開されていません。公式のウエブサイトもありませんでした。

 

 いろいろネットで調べてみると、御朱印はいただけるようですが、住職や奥さんの対応が良くないとか、すごく待たされるとか、そういった書き込みが散見され、ちょっと怖くなってしまいましたが、とりあえず伺うことにいたしました。

 

?JR鎌倉駅の西口から歩いて行きました。

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?鎌倉駅西口からまっすぐのびる道路の最初の信号(「市役所前」というスクランブル交差点になっています)を右折します。

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?日曜日の朝とは言え、人通りは多くないです。東口の若宮大路や小町通り、北鎌倉駅の円覚寺周辺と比べると、閑静なところでした。

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?市役所前のスクランブル交差点から600メートルくらいで寿福寺に到着です。大きな看板などなく、ちょっと分かりにくいです。手前の八坂神社の鳥居、その隣の鎌倉市消防団第三分団の建物、公衆トイレが目安です(トイレの奥が寿福寺です)。

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?寿福寺の総門です。

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?総門をくぐると、参道があります。両脇は木々が生い茂り、真ん中にはステキな石段。観光地化されていない分、よけいなものがなく、とても感じがよかったです^o^

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?参道の突き当たりに中門があり、その奥が本堂になりますが、お正月など特別な場合を除いて、一般には公開されていません。

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?中門から本堂をパチり。周りの自然と調和していて、しっとり落ち着いた感じで、いい眺めでした。

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?中門の右側に工事現場で使うようなA型バリケードがあって、そこに手書きの木の看板が掛かっていました。そこには、「一般観光者はこれより先には入れません」「納経(朱印)及び寺に御用の方は内玄関の受付まで御出下さい」と書いてありました。

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 そのA型バリケードのさらに奥に進むと左側に建物があって、そこが受付になっていました。建物の奥に、普通のお家のような玄関があって、そこにインターホンがありました。「受付→」と書かれた看板が立っていますので、すぐに分かります。

 

 ちょっとドキドキしながらも、インターホンを押すと、女性の方が応対してくださいました。そして、「御朱印をいただけますでしょうか?」と告げると、「御朱印は9時半からなんですよ〜」といきなりの先制パンチ。そのときの時刻は9時をちょっと超えたくらいでした。

 

 それで、「じゃあ、9時半くらいにもう一度来ます」と言うと、「9時半に来ても、そのときすぐ書けるかどうかわからない、御朱印帳預けていきますか、どうしますか?」とかなり早口で、説明もよく理解できなかったのですが、こんな返答がありました。

 

 それで、私が「どうすればいいですかね〜」と返すと、「ちょっと待っててください」とインターホンを切り、玄関の隣の窓から奥さんが顔を出し、「ここ置いて行ってください」とドンと窓枠を手でたたいて、「私は台所仕事していて忙しいんですよ。今、出汁(だし)を取っているんだから〜」「住職も忙しいんです、従業員じゃないでね〜」と言うご説明。ここでも早口で、ちょっと説明が聞き取れない感じでしたね〜^^;;

 

 たしかに、他のお寺に比べると”対応が悪い”とも言えますが、しかし、奥さんがおっしゃるように、観光客相手のお寺ではないので、住職は忙しいお寺のお仕事の合間を縫って御朱印を書いてくださるのですから、そこはお寺のご都合に合わせる必要がある、と思いました。

 

 奥さんが「住職は従業員じゃない」というのも言い得て妙で、大きなお寺ですと、住職自ら御朱印を書いていただけるということは少なく、まさにお寺の職員の方が御朱印を書いてくださることが多いです。ですので、住職自ら書いてくださる、というのは、ホントにありがたいことなのです。

 

 奥さんは、ちょっと気性が荒い感じではありましたが、出汁を取ってる、なんて説明をしちゃうところは、なかなか庶民的とも言えますし、ちょっと僭越な言い方になってしまいますが、私はさほど悪い印象は受けませんでしたね〜。

 

 私も、60カ所近くのお寺や神社から御朱印をいただいてきましたが、その時の対応や、いただき方のシステムは、寺社それぞれの個性があって、それも御朱印集めの醍醐味であります。

 

 なかには、面倒くさそうに御朱印を書いていただいたところや、御朱印帳を投げるように返していただいたところ、事務的でそっけない対応でいただいたところなど、”塩対応”の寺社もありましたが、「今日はお休みですか〜、ご苦労様です」と優しいお言葉をかけてくださったところ(横浜の總持寺)や、「この御朱印帳、いい紙使ってますね〜、書いてて気持ちがいい」とほめてくださったところ(長野の善光寺)、美味しいお煎餅をくださったところ(東京の泉岳寺)など、”神対応” ”仏対応”の寺社もたくさんあって、それぞれの出会い、ご縁も毎回楽しみなのです^o^

 

 それで、結局御朱印帳を預けて、名前を告げ、9時半にまた来ます、とお約束してその場を後にしました。

 

 周りにはとくに時間をつぶせそうなところがなく、その辺をうろうろ散歩しながら30分待ちました。

 

 そしたら、家に帰ってきて改めてネットで調べたら、境内の裏手に北条政子や3代将軍の源実朝(みなもともさねとも)のお墓、また、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓もあったみたいで、そちらは一般に公開されているようでした。

 

 これは絶好のブログネタだと思いますが、私の下調べ不足により、今回はなんとスルーしてしまいました。これは”宿題”として、再訪する機会があったら、行ってみようと思います^^

 

 それで、9時40分頃、再び受付に行きインターホンを押すと、先ほどとは打って変わって、奥さんにとても丁寧に対応していただき、御朱印をいただくことが出来ました(300円)。

 

?こんな御朱印です。達筆です^o^ 待った甲斐がある、ありがたい御朱印です!

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