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あの地デジカは、まだ生きていた!!

平成26年(2014年)7月26日(土)

 突然ですが、珍しくクイズから始めます^o^

 

 現在、日本国内において、アナログテレビ(デジタルチューナー非搭載のテレビ受像機)で、テレビジョン放送をリアルタイムで視聴することは可能でしょうか?

 

 半分くらいの方は「できない」と答え、半分くらいの方は「できる」と答えると思います。

 

 ご存知の通り、国内のアナログ方式のテレビジョン放送は、2011年7月24日正午(東日本大震災の被災3県=岩手県・宮城県・福島県は2012年3月31日正午まで延期)を以て完全に停波しました。

 

 つまり、2014年現在、北海道から沖縄県まで、アナログ方式で放送しているテレビ局は1つもなく、アナログテレビでテレビ放送を見ることは出来ません。

 

 じゃあ、「できる」と答えた方は、どういうことか?ちょっと、いじわるな答えですが、外部デジタルチューナーやデジタルチューナー搭載のビデオデッキなどとつなげば、視聴できますね^^

 

 でも、「受像機」の言葉が示すように、テレビの機械は、自ら放送電波を受信して映像を映してこそその機能が完全であって、外部チューナーを利用するのは、テレビ受像機としては、”半人前”と言えます。デスクトップパソコンのモニタと同じような存在ということになりますネ。

 

 それでは、外部チューナーを全く利用せず、受像機としてアナログテレビでテレビ放送を視聴できるか、と質問したら、多くの人は「できない」と答えると思います。

 

 でも、なんと、私が現在自宅で使用しているテレビは、2006年に買ったもので、デジタルチューナー非搭載なのです。ビデオデッキも同時期に購入しましたが、同じくデジタルチューナー非搭載タイプです。それなのに、現在流れているテレビ放送はちゃんと見ることが出来ています。

 

 これはどういうからくりか?ちょっと回りくどい文章になってしまいましたが、「デジアナ変換サービス」というのを利用しているのです。

 

 これは、ケーブルテレビをご利用されている方ならご存知だと思いますが、テレビの放送局から送られてくるデジタル方式の電波を、いったんケーブルテレビの会社が受信して、そこでアナログチューナーでも受信できるような電波に変換します(これを「デジアナ変換」と言います)。それで、ケーブルを通して、その変換された放送電波を各家庭に配信しているのです。

 

 つまり、そのサービスを実施しているケーブルテレビ局と契約している家庭では、アナログテレビでもテレビ放送を受信できる、というわけだったのです。

 

 もちろん、これはケーブルテレビの会社が勝手にやっているのではなく、国(総務省)の要請で実施されているサービスで、テレビの買い替えやリサイクルのための猶予期間として設けられた措置なのです。

 

 そして、このサービスも、2015年3月で終了することが決定しています。逆に、ケーブルテレビの会社がその後も続けたい、と思っても、国の政策ですので、出来ません。

 

 つまり、来年の4月以降、国内において、アナログテレビで受信してテレビ放送を視聴する方法は、完全になくなります。

 

 私は、個人的にケーブルテレビ局とは契約していないのですが、現在住んでいる団地自体が、地上波テレビ放送をJ:COM千葉というケーブルテレビ局を通して受信しているのです。

 

 テレビを購入した2006年当初は、デジタル放送完全移行を5年後に控えた時期で、すでにアナログテレビはかなり安く売られていました。さすがの私も、5年も使えば、新しいデジタルテレビを買うだろう、と思って、アナログテレビを買ったのです。

 

 ところがその間、ちょっと思うところあって、11年間社員として勤めた会社を辞め、その後1年間全く働かなかったり、今は夜勤のアルバイトでなんとか食いつないでいる、という状況で、新しいテレビを買う経済的な余裕がなくなってしまいました。

 

 たまたま今の団地が、デジアナ変換サービスを実施しているケーブルテレビに加入していたので、ちゃっかりそれに甘んじて、購入から8年経った今も、アナログテレビを使い続けているのです。

 

?今まで録画してあったテレビ番組を写真に写して、プチ・テレビの歴史ショーです。2010年の前半までは、アスペクト比4:3のアナログ放送が流れていました。右上に、おなじみの「アナログ」の文字もありますね!

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?2010年の後半になると、16:9の画面になって、上下に黒い帯が出る、レターボックスと呼ばれる画面になりました。下に、アナログ放送終了のお知らせも出るようになりました。

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?J:COM千葉(当時はJCN千葉)は、2011年3月の初め頃、アナログ放送を停止し、デジアナ変換サービスへの移行を実施しました。右上には、「アナログ」に代わって「デジアナ変換」の文字が。

ところで、前述の通り、デジアナ変換サービスの放送自体はあくまでデジタル放送ですので、デジタル放送完全移行間際にアナログ放送で表示された「あと○○日」という表示や、アナログ放送停波の瞬間というのは、私は見ていないのです。

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?今年6月頃から、左上に「来年3月までに終了」という警告も出るようになり、下には、受信機買い替えのお知らせが常にスクロールして表示されるようになりました。

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 デジアナ変換サービスでは、画像がきれいでないのはもちろん、電子番組表のデータも送られませんし、時刻の信号も送られませんので、ビデオデッキの時計は狂うし、放送時間が変更になっても、手動で録画時間を変更しないといけないし、何のメリットもないのです。

 

 でも、今の私にテレビを買う余裕はあるかな〜^^;; テレビなし生活、という選択肢はないので、来年3月までに新しいデジタルテレビを買うか、デジタルチューナーを外付けするかの選択を迫られています。世間がデジタル放送移行で大騒ぎしてはや3年。いまだに私だけは、まさかの地デジ対策を余儀なくされていたのです!

 

 さて、地デジ対策と言えば、2009年頃から、デジタル放送移行への準備を促すTVCMが頻繁に流されましたよね〜。SMAPの草彅剛さんが呼びかけたり、各局の女子アナがデジタル放送推進大使としてPRしたりしていましたよね〜。

 

 そして、地デジ移行キャンペーンのキャラクターとして、「地デジカ」というものも作られ、予想外の人気を博していました。これは、「地デジ化」と「鹿」を掛けたもので、何ともいえない飄々としたキャラクターで可愛かった記憶がありますよね〜^o^

 

 しかし、この地デジカも、2011年7月のデジタル放送完全移行を以てその役割を終え、完全に”絶滅”したかに思えました。

 

 ところがどっこい、今年になって、ケーブルテレビの独自放送で頻繁にCMが流れるようになりました。そうです、来年3月のデジアナ変換サービス終了のお知らせをするために、まだ生き残っていたのです!!

 

 もちろん、来年3月で、一連の地デジ化作業は完了しますので、地デジカもそれまでの命なのですが、あと8ヶ月くらい、がんばってほしいと思います(個人的には、地デジ放送のキャラクターとして、時々出てきてほしいなあ〜、と思うのですがね〜^^ 何年かしたら、テレビのクイズ番組で「このキャラクターの名前はなんでしょう?」という問題が出され、「あ〜、なんだったっけ?ここまで出てるのにぃ〜」といった光景が繰り広げられるのが、今から目に見えるようです。それで、10代の若いタレントが「地デジ化?なにそれ、古〜」っていうコメントをしてそうですよね〜^^;)

 

?現在、ケーブルテレビで流れている地デジカのCMです。

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?地デジカが、デジアナ変換についてレクチャーです。

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?頭を抱える地デジカ。

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?買い替えを急げ!とばかりにダッシュする地デジカ。

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?最後はメガホンを持って呼びかけです。左の方では、電話で問い合わせる地デジカもいますネ^o^

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