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ついに国立のピッチに立ちました!

平成26年(2014年)6月10日(火)

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会のメイン会場となる新しい国立競技場を建設するため、現在の国立競技場(国立霞ヶ丘競技場・陸上競技場)は、来月7月より解体されることになっています。

 

 それで、4月より「SAYONARA国立競技場」と題した各種イベントが実施され、最終日の5月31日(土)のファイナルイベントを以て、国立競技場の使用は56年の歴史に幕を下ろしました。

 

 国立競技場は、1958年の第3回アジア大会と、1964年の第18回オリンピック大会を開催するために、明治神宮外苑競技場(1924年完成)の跡地に造られ、1958年3月に完成しました。

 

 以来、陸上競技、サッカー、ラグビーの聖地として、数々の名勝負の舞台となってきたのですが、完成から50年以上経って老朽化してきたことと、陸上レーンは8コースで、現在の規定(9コース必要)では、陸上の国際大会が開けない、などの理由もあって、オリンピック・パラリンピック大会開催が決定したのを機に、新しいスタジアムを建てることになったのです。

 

 5月31日のファイナルイベントでは、往年のサッカー日本代表選手によるエキシビションマッチや、OBによるラグビー早明戦、アスリートによる聖火リレー、航空自衛隊ブルーインパルスによる展示飛行、アーティストによるコンサートなど、盛りだくさんのイベントが開催されました。

 

 実は私は、これまで国立競技場には一度も行ったことがなかったのです。そんな、特に思い出の地、というわけでもない場所に、「もう無くなるから」「最後だから」という理由で行くのは、なんか貧乏臭い感じがして、本来好きでないのです。上記のイベントだけなら、行くつもりはありませんでした。

 

 しかし、念のため同イベントの公式WEBサイトでタイムスケジュールを確認したら、なんと最後のプログラムに「21:00〜23:15(予定) ピッチ開放」と書いてあるじゃないですか!これには、喰いつきましたね〜。

 

 しかも、当日券あり、ということで、31日の朝、急いでコンビニに行って、チケットを購入しました。大人一人1500円でした。

 

 それで、せっかくなので、その前のイベントも見ようかなぁ〜、と思ってたんですが、当日は諸々の所用があって、国立競技場の最寄りのJR千駄ヶ谷駅に着いたのが、なんと21:40!すでに、イベントから帰ってくる人たちで混雑してました。

 

👇夜のJR千駄ヶ谷駅ホームです。

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 さすがにこの時間から行く人なんていないだろうな〜、と不安に思いつつ、競技場の千駄ヶ谷門に着くと、数人の人が門から入ろうとして警備員の人に止められてました。やり取りを聞いてたら、チケットを持ってない方のようでした。ピッチ開放、と聞いて、自由に入れると勘違いしたみたいです。当日券も、20時で販売終了してたので、その時間ではどうしようもありません。

 

👇帰宅する人でごった返す千駄ヶ谷門。

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 その点、私は朝のうちにチケットを買っておいたので、堂々と門から入ろうとしたら、なんと私も警備員の人に止められてしまいました。

 

 それで、すかさず「チケット持ってます」と言うと、チケットを持っていても今の時間からは入れない、と警備員の人は言うんです。

 

 え〜、そんな〜、と思いつつ、しぶしぶ門から出ると、このやり取りを見ていた、チケットを持っているらしい女性二人組に「チケット持っててもダメなんですか⁉︎」と声をかけられ、「そうみたいよ」と答えると、「遅い時間だと入場できないなんてどこかに書いてありましたぁ〜?」と、なかばキレ気味。

 

 確かに、WEBサイトにもチケットにも、入場は何時まで、とは明記されてはいませんでした。

 

 自分で言うのもなんですが、私は、物分かりがいいというか、おっとりしているというか、人よりも怒りの沸点が高い(つまり、怒りにくい、ということです)と思います。だからその時も、まあ、メインのイベントは21時までだし、その後のピッチ開放はイベントのおまけみたいなもので、まさか主催者側も、それだけに来る客などいるとは思わなかったんだろうな、国立の施設ということで、国お得意の「想定外の事態」だったんだろうな、と自分の心に折り合いをつけたのです。

 

 1500円のチケット代はムダになるけど、これも縁かな〜、と思って、千駄ヶ谷駅に戻ろうと思ったんです。でも、せっかく来たので、競技場の周りを一周してから帰ろうと思いました。

 

 国立競技場は青山門、千駄ヶ谷門、代々木門の3カ所の入り口があります。千駄ヶ谷駅から来ると、千駄ヶ谷門が最寄りで、JRの信濃町駅から来ると、青山門が最寄りです。

 

 それで、青山門まで歩いて行った時、我が耳を疑いました。なんと、門のところで、数人のスタッフが「チケットお持ちの方はこちらです!」って呼び込みしてるんです。

 

 えっ、なに、なに⁉︎と思い、スタッフに近づき、チケットを差し出し「このチケットでも大丈夫ですか?」っておそるおそる訊くと、事もなげに半券をもぎって、中に案内されました。

 

👇入場した時はほとんど人がいなかった青山門です。

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 う〜ん、結局、千駄ヶ谷門はその時間は出口専用で、青山門に回れ、ってことだったんですね〜。

 

 まあ、自己責任論を是とする政党が政権を握ってるので、主催者側としたら、そのくらいは自分で気付け、気づかない奴はアホ、ってスタンスなんでしょうけど、廉価とはいえ一応チケット代取ってるんだから、もうちょっとちゃんと案内してよ〜、とさすがの私も思ってしまいました。千駄ヶ谷門のところで私に声をかけた女性二人組も気づいて青山門に回ってくれていればいいのですが…。

 

 そこでふと疑問に思ったんですが、千駄ヶ谷門にいた警備員の面々は、青山門からは入れると知っていたんでしょうかね〜。

 

 もし知らなかったとしたら、運営側の詐欺的とも言うべきオペレーションだなあ、と思いますし、もし知っていて「もうこの時間は(こちらの門からは)入れません(でも、青山門に行けば入れます)」の(   )の部分を省略したのなら、世間ではそういう仕事ぶりを”ガキの使い”って言うんだよ、って、その若い警備員さんに教えてあげたいと思いました(怒りの沸点が高い、と書きながら、結局怒りの文章になっちゃいましたね(^_^;))

 

 まあ、本番のオリンピック・パラリンピック大会では、「お・も・て・な・し」の精神で、無慈悲な運営だけはしないでほしいと思いました。

 

 さて、前置きが、超ロングになったので(今まで前置きだったのです(^^;;)、ここからはサクサク、と行きたいとこなんですが、22時ちょっと前に入場したら、なんとビックリ、いきなり場内アナウンスで、「本日のイベントは午後10時半を以て終了します」という案内が。

 

 え〜、あと30分しかないじゃん!雨が降ってきたわけでもないし、人もまだたくさんいるのに???公式WEBサイトにあったタイムスケジュールにも23:15まで、って書いてあったのに、何の理由の説明もなく45分も早く切り上げるなんて、どういう了見なんだ!と思ってしまいました。たしかに、サイトには「(予定)」の二文字がありましたし、土曜日の夜だから、スタッフの人も早く片付けて呑みに行きたいのは分かるのですが…。

 

 でもだったら、なんでサイトに22:30まで、って書かないの〜、と思っている間にも時間は過ぎて行ってしまいますので、大急ぎでスタンドからグラウンドレベルに降りて、ピッチおよびトラックを縦横無尽(?)に走って写真を撮ってきたので、矢継ぎ早に載せたいと思います。

 

👇誰もいないコンコース。21番ゲートからスタンドに出ました。

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👇ゲートをくぐると、なんとビックリ!ピッチを埋め尽くす人!人!人!

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👇ピッチでは、裸足になる人、寝転がる人続出でした。

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👇私も芝に触ってみました。私の家の近所の公園にある芝生とは大違いの、何とも言えないふかふかした芝生でした。実は、2002年に東京ドームが、ロングパイルと呼ばれる、芝を長くしてよりクッション性を高めた最新式の人工芝を日本で初めて導入したとき、試合の前にグラウンドに降りられるというイベントがあって、その時も行ったのですが、やっぱり、天然芝の柔らかい感じは実現できていない感想を持ちました。その後、人工芝もいろいろ改良が加えられているみたいですから、機会があったら最新式の人工芝にも触って、天然芝にどのくらい近づいているのか、比べてみたいと思いました。

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👇ラグビーのゴールポストです!

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👇走り幅跳びの砂場です。足を踏み入れることはできなかったものの、皆さん手を伸ばして砂に触っていました。

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👇陸上トラックの第8コースからから第1コースに向かって写してみました。第1コースの方に何やら人だまりが…

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👇第1コースの脇に、トラックの距離かなんかが書いてある銘板があって(詳しく知らなくてすみません)、それを写す人たちがいっぱいいました。

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👇サッカーファンの方も多くいました。ゴールです。

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👇コーナーアーク(コーナーキックのときボールを置く場所)を写しました。

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👇ゴール裏からもパチり!

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👇センターサークルには、人が群がっていました。

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👇なんだろう、と近づいてみると、サッカーのキックオフ(試合開始の最初のひと蹴り)の時にボールを置くセンターマークを撮る方々でした。私も、押しつぶされそうになりながら、なんとか撮りました!

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👇メインスタンドも撮りました!

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 最後は、スタッフ総出でロープを張り、最後まで粘るお客さんを門の外まで追い出す、という、実に効率的なやり方で出口から閉め出されました。生まれて初めて、牧羊犬に追われる羊の気持ちになりましたよ^o^

 

👇誰もいなくなったピッチ。

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👇誰もいなくなったトラック。

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👇ロープで出口の方に追いやられる人々。私も含め、みなさん最後まで悪あがき的に写真を撮りまくってました。こういう往生際の悪いお客さんがいるから、スタッフの方も早めの打ち切りをしたくなるんですよね〜。少し反省…。

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👇シャッターが閉まる間、「ありがとう、国立!」と叫ぶ人がいたりしました。最後は全員で「国立〜、国立〜」コールが起き(冷静に考えると、ちょっと間抜けな感じのコールの感もありますが…)、シャッターが閉まると、自然と拍手がわき起こっていました。

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 私的には短いイベント体験で、少し後味の悪さも感じたものの、ピッチに降りられたのは感動的な体験でした。新しい競技場は、どんな感じになるんですかね〜。今から楽しみです!