当ブログは解体作業中 予告なく閉鎖されることがあります

精進料理を美味しくいただきました!

平成26年(2014年)3月8日(土)

(先週の続き)

 お昼の精進料理は、三松閣という建物の地下でいただきました。長テーブルがいくつも置かれていて、既にお料理も並べられていました。ここでも、席は自由、早い者勝ちです。

f:id:tamuraic:20140225120431j:plain

 

 曹洞宗は禅宗で、禅宗の食事は、黙々と食べる、という印象がありますが、この会は、全く修行的な雰囲気はナシでした。大勢のマダムが集まっていますので、おしゃべりが始まらないはずがありません。

 

 しかし、全く自由という訳ではなく、少しのお作法ということは、雲水さんからレクチャーがありました。

 

 まず、いただく前に、箸袋に書いてある五観の偈というもののご説明と、全員での唱和がありました。そして、ごはんとみそ汁のふたをとってお盆の左側に置くよう指示され、箸袋から箸を出して、箸先を自分側に向けて、みそ汁のお椀の上に、アナログ時計の10時10分の方向に置くよう指示があります。

f:id:tamuraic:20140225121532j:plain

 

 それで、ごはん茶碗を両手で持って、目の前に持っていって、「いただきます」と言って、お食事開始です。

 

 お味は全体的に薄味ですが、想像以上に美味しい!いかに、普段食べている外食の味付けが濃すぎるのか、ということを再認識しました。雑味がなく、食材の味が十分に活かされている、といった感じでした。お料理はすべて、雲水さんがお作りになるそうです。

 

?精進料理と聞いていたのに、ちゃんと一口トンカツがあるじゃないですか!一般参加者向けのサプライズですね、このこのぉ〜、と思っていただくと、なんとビックリ、お麩(ふ)で作られた揚げ物でした。さすがにお肉の代用、とはなりませんが、これはこれで、別の料理としてみれば、大変美味なものでした。 

f:id:tamuraic:20140225120804j:plain

 

 ところで、箸袋に書いてあった、五観の偈、ですが、メモをした訳でないので記憶違いもあるかもしれませんが、「料理を作った人への感謝、食べ物に対する感謝をしながら食べること」「今まで生きてきた行いが、食事をするのに値するものかを考えて食べること」「怒りやむさぼりの気持ちで食べないこと」「食べ物はおなかを満たすものではなく、体にとっての良薬であると思って食べること」「自分の目標を達成するために、この食事を食べること」といった意味合いだったと思います。

 

?お箸は、持ち帰りOKでした!箸袋に五観の偈が書いてありますね。f:id:tamuraic:20140306141001j:plain

 

 それから、おかずを口の中に入れたまま、ごはんを食べないように、という注意もありました。おかずやごはんはひとつずつ食べ、口の中がなくなったら、次のものを食べる、ということのようです。私の大好きな、みそ汁かけごはんとか、ごはんの上におかずを乗っけて丼のようにして食べる、なんていうのはもってのほかなんでしょうね〜。

 

 そして、たくあんの一切れを最後残しておくように、との注意も。これは、最後にごはん茶碗にお茶を入れて、たくあんでご飯粒をスイープしてきれいにするためのものなんです。禅宗では、最後にお茶で茶碗をきれいにする、ということは聞いたことがあったので、「これか!」と思いましたね〜。

f:id:tamuraic:20140225123339j:plain

 

 そして、最後は、食器の片付け方をレクチャーされ、お題目を全員で唱え、「ごちそうさまでした」と言って、お食事終了となります。

f:id:tamuraic:20140225123817j:plain

 

 食事時間は15〜20分くらいで、意外と短かったです。優雅にランチ、という感じにはいきません。私なんか、最初写真を撮るのに夢中で、しかも、ゆっくり食べていたら、片付け作法のレクチャーが始まってしまい、最後はあわてて搔き込むというありさまでした。隣に座っていたマダムに食器の片付け方をお聞きしたのですが、ちょっとあきれた顔をされていましたね〜。

 

 さて、帰りは、鶴見駅から東京駅経由で、自宅最寄りの稲毛海岸駅まで帰るのですが、少し特殊なルートで帰りました。それについては、来週のブログで書きたいと思います。